年賀状の発売が始まっていますが、皆さんはもう買われましたか。
そんな折、先週今後の年賀状の売れ行きにも影響を与えそうなニュースが。
プリンター用の使用済みインクカートリッジのリサイクル販売を特許侵害にあたるとしてキャノンが提訴していた問題、
11月8日に最高裁判決があり、特許侵害にあたるとしてキヤノンの勝訴が確定したというものです。参考記事
ところが翌日の11月9日、やはりインクカートリッジのリサイクル販売をめぐるセイコーエプソンの提訴に対しては、
最高裁は特許権侵害を認めず、エプソン側の敗訴が確定したというのですから何が何だか・・・です。 参考記事
メーカごとにプリンタ、 カートリッジの仕様も構造も異なる上、カートリッジリサイクルの方法も違うなど、
特許侵害にあたるかどうかの判断は2つの裁判で異なっていたということなのでしょうが、いずれにせよ”
プリンタは安くするが純正品のインクの販売で稼がせていただく”というメーカの戦略は今後さらに加速していくように思います。
ところで私はというとエプソン、キャノンのプリンタをどちらも持っていますが、
普段はキャノンのプリンタをかれこれ3年近く使っています。でもカートリッジ、インクとも純正品ではありません。
カートリッジはリサイクル品のように純正品を加工変造したものでない、オリジナルの”コンパチブル・カートリッジ”といわれるもので、
上部に小さな穴が開いていて、 インクは注射器を使って上からチューッと補充するだけ。
都度カートリッジを交換する必要もありませんので実に経済的。

左:インク補充の様子。注射器で上部から補充するだけ。右:コンパチブルカートリッジ。
純正品とほぼ同じだが内部のスポンジの強化とインク補充穴が上部に開けられているオリジナル品。
さらに驚くのがインクの価格。何とこのインク1cc=5円と純正品の約20分の1 の値段です。※
純正品は1000円=10ccとして試算
リサイクル・ カートリッジが純正品の6、7割の値段でも、私には随分と馬鹿高い価格なのです。
安かろう悪かろうでない証拠には、私がかなりの頻度でプリンタを3年近く使い続けていながら、
一度も目詰まりやトラブルで修理に出したことがないことでしょう。
正確な計算ではありませんが、私の場合1年でインク1色ごとに200cc(黒のみ400cc)を使っていて、
全6色ですから1年の使用量が1400cc、3年で4200ccとなります。
これを全て純正品で賄っていたとしたらインク代だけで42万円にもなっていたことでしょう。
リサイクル品を使った場合でも25万円の出費です。
ところがいま使っているものならインク代はわずかに2万1千円。
これにコンパチブル・ カートリッジや注射器代として5千円、送料2千円を加えても約3万円。
何と差額は39万円。 1年あたり13万円もの差になります。
インク代の節約の効果はとても大きいものだとわかりますね。
私自身この3年全くインク代を気にせず写真のプリントやカラー印刷を楽しんできました。
ここまで読まれてもまだあなたは1cc=100円のインクを使い続けますか? リサイクル品で満足ですか?
関心を持たれた方はこちらから販売会社のサイトへどうぞ。
かなりマニアックな内容で書かれているところもありますが、わからない点はメールまたは電話でお問い合わせを。
ちなみに私がプリンタを購入した当時はまだICチップが取り付けられていませんでしたが、
その後発売された機種からはICチップが取り付けられていて、単にインクを補充しただけではインク切れの警告を解除できなくなりました。
このため現在はICチップへの対応も必要です。リサイクル品対策が強化されたプリンタの新製品よりも、
未対策の中古のプリンタが意外な高値でオークションで取引されているのも理由があるのです。
おことわり:私も1ユーザにしかすぎません。
同社の製品を利用された結果生じた不具合や不利益について当方では一切の責任は負いかねます。